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左)東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 著:リリー・フランキー もうね、最初っから泣く気満々でページをめくりました。 周りからは良い噂しか聞こえてこないので期待十分で読み始める。 今までの経験からして、過度な期待は大抵裏切られ 「な〜んだ、そーでもないじゃん」と冷めた結果に終わることが多い中、 今回は期待通りバッチリ号泣させていただきましたよ〜。 リリーさんのエッセイ本はほとんど読んでいるけど、今回はおふざけ、 下品な笑いは一切ナシ!(←こっちも結構スキだけど) 多くの人がいつかは体験するであろう「肉親の死」。 登場人物はいつのまにか自分の家族に置き換えられ、この本を読み終えた時には 自分の母の死を疑似体験し、すっかり憔悴しきっていた。 だけど現実にはまだ元気で生きているわけで、その事実に素直に感謝し、 スグにあったかい気持ちになれたよ。本は読み終わったら即BOOKOFF 行きが最近の パターンだったけど、これは家の本棚に置いといて、しばらくしたら又読み返したい。 乾いた心にしっとり涙を流したい時なんかに是非読んでみてほしい1冊!おススメです。 右)東京タワー 著:江國香織 DVDを観る前に読んどこうと思い、手にとった。 江國ワールドは正直気あまり好きな世界ではない。 (あくまでも、夢物語。すべてがお洒落すぎてリアリティがなく共感しにくいストーリーが多い。 苦手なタイプの女性がよく登場する、といった理由で。。。ファンの方ごめんちゃい!) んが、しかし、あまりの読みやすさに気がつくと完読している。(かなり矛盾してるな。。) この作品で気に入ったのは二人の少年が大学生なとこ。 無条件に「大学生」という人種が好きみたい、私。中でも、「とりあえず大学生」 「まだ将来が見えてないけど、なんとなくやってます大学生」みたいなのが妙にいい。 あの多すぎるくらいの自分と向き合える時間。大人でもなく子供でもないあの頃。 そんな贅沢な時間の中で年上の女性と恋に落ちる少年達。何故か不倫も悪くないな、 と新たな価値観が芽生えた。ただ終わり方が納得いかない!何を伝えたいのか!? 分かるよーで分かんない。『?』マークが頭に浮かびチョイ不完全燃焼だったよ。 映画版ではどんな風に描かれているか楽しみだな。
by chantama821
| 2005-10-26 19:33
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